
こんにちは。ライト・コピーライター 神秘早紀です。
私は大学進学と同時に
上京という形で
東京へと引っ越しをし、
早10年を超えました。
当時から今も、23区内で、
結構アクセスの良いところが
マストだと感じつつ・・・
もちろん、それから
引っ越しもあって
基本的なフィールドは
何も変わっていない。
そんな今、気がつけば30歳でした。
行きたいところへは
思い立ったら即レベルで
行けちゃう便利な環境。
今まではずっとずっと
遊びを楽しんでおりましたが・・・
30歳の今まさにナウ、
私は何をやっているんだろう?
自分へのボンヤリとした疑問と
どこか満たされていない
虚しさに気づいたのでした。
今、丸の内の
カフェで、早矢仕ポークサンドを
おいしくいただきつつ、
アイスティーを飲みつつ
ここで記事を書くつもりも
なかった私が
ふと思い立って
書いている最中です。
ここね、目の前の窓から
電車が絶え間なく見えるんですよ。

東京駅の真ん前、
日本の中心地。
常に人は多くて、
いろんな人がいるなぁと
窓からぼんやり眺めつつ
カフェでボヤ〜っと
おいしくいただいておりました。
それでね、見ているけど
私と同じくらいの年齢の女性って
大抵は彼と一緒なのね。
それか、今一人でもこれから
会うんだろうなと思ったり。
ふと、自分を見つめたんです。
とってもナチュラル。
もう少し、オシャレしてみたら?
ふと自分に問い掛けたくなりました。
他人を気にしたら
キリがないし、
同世代の女の子を見てしまう
ここで今の私がなんとなくわかるし
でも、その思考に陥った途端に
自分軸というものはなくなる。
だからこういった思考は
気をつけたいんだけど、
そんな時にふと、
「私はなんで東京にいるんだ?」
という疑問が湧いたのです。
急にぶっとんでいるけれど、真理。
窓から見える東京の一部の景色。
何十階もある高層ビル。
そして、線路下には
さびれた店舗たち(生きてる?)。
道ゆく人たちの
至って普通な服装。
でも、少し場所を変えたら
明らかなお金持ちな姿の人もいる。
タクシーを当たり前のように
利用する人もいるし
まだ若い人なのに、
大きくてかっこいい車を
駐車している人もいた。
あまりにも、
幅がありすぎる東京。
そして、私は一体
何をしているんだろう。
なぜ、ここにいるんだろう。
私は何を気にしているんだろう。
ふと、自分の置かれている
現在の状況に
ポカンとしたわけです。
本当は私も、
綺麗なヒールを履いて
お姫様のような
綺麗な白いワンピースを着て
隣には頼りになる彼がいて
彼の腕にくっついているの。
・・・そういう妄想(?)も
一瞬にして脳内でしました。
ですが、現状は
ボケーっと窓を見ながら
早矢仕ポークサンドを
ただただ食べている30歳。
(めちゃくちゃ美味しい!)
果たして、華やかさは本当に
求めているのだろうか?
「何で東京にいるんだろう?」
という冒頭の疑問ですが、
ぶっちゃけると
流れるがままに、ただいるだけ。
東京じゃなきゃ
絶対にダメなの!ということは
断じてない。
仕事もフルリモートだしね。
(てか、会社員やないで)
それでも、東京にいる。
なぜ東京にいるのかではなく、
東京で何をしていくのか、
これを考えた方が
答えは近いのではないか?と
思ってきたのでした。
流れるがまま、自分のこれからを
あまり考えないまま、
時の流れに任せてきて
30歳になっていたわけですね。
結婚や出産のことだけではなく
人生の方向性そのものに対して
自分が舵をとらないと
ただただ時が過ぎるだけ
そう、ふと気付かされました。
どうありたいのか。
どんな人生を歩みたいのか。
20代の私は苦悩もありつつ
好きなことは何だってやりました。
随分とお金を使いまくったり、
気になるセミナーに参加してみたり
コスプレしてみたり
ちょっとした商売をやってみたり、
嫌なことはすぐに逃げて、
お金がなくなればお父さんに
お願い!と子供のように頼って
感情ファーストで、
好きも嫌いもすべて
現実的に実行してきました。
よく言えば、今を生きている。
悪く言えば、後先考えていない。
はたから見たら
大丈夫か!?と思われそうなくらい。
ここで余談ですが
スピリチュアルを学んでいると
「逃げたっていい」
「今ここを生きよう」
このような言葉が
よく出てきます。
私はそれ、今でもそう思います。
でもね、言葉って
勘違いしやすいんですよ。
勝手に自分で解釈するから。
逃げたっていいけど、
本当は続けた方が
自分にとって修行になる。
何から逃げるのかで
この言葉の意味は変わると
私は数多くの逃げ経験から
本当にそう思っています。
今ここを生きるというのも、
今を楽しく生きていればいい
という解釈だってできる。
今を味わうのだと。
でも、そこにお金が絡んだ途端
人生がおかしくなることは
想像するまでもない。
つまり、何が言いたいかというと
今さえ楽しければいい、
という行動は、
自分を虚しくするだけだと
私は経験上そう思ったってわけです。
楽しいのは大切なこと。
嫌な気持ちのまま生きていたって
そりゃ、嫌ですよ・・・。
でもね、そうじゃない。
楽しいも、嫌なことも、
結局はすべて経験なだけ。
すぐに過去になる。
大事なのは、もう一つ上の視点。
楽しいも嫌なことも
全部含めた自分の人生を
どう舵とるかってこと。
自分軸なんていう
生ぬるいというか、
当たり前軸みたいな話じゃない。
人生の方向性を
決めていくってことだ。
さて、そろそろ
ここの席を立とうと思います。
なぜなら、私の隣の隣の女性が
指をちゅぱちゅぱさせながら
本を読んでいるからです。
ありがとうございました。
愛と感謝を込めまして。
神秘早紀